令和5年版 自殺対策白書
概要
○原因・動機別の自殺の状況については、平成19年及び令和4年に計上基準の改正が行われたことに留意が必要であるが、令和4年まで最も多い原因・動機は「健康問題」であった。比較可能な平成19年から令和3年までの推移をみると、「健康問題」は平成22年以降に減少を続け、令和3年には統計開始以来最少となり、「経済・生活問題」、「家庭問題」及び「勤務問題」は近年横ばい傾向であった。
令和4年については、「健康問題」が12,774人、「家庭問題」が4,775人、「経済・生活問題」が4,697人、「勤務問題」が2,968人となった。
自殺対策の基本的な枠組みと新しい自殺統計原票を活用した自殺動向の分析について